為替制度
為替制度には、大きく分けると以下の2つに分別されます。
変動相場制
為替レートを市場の原理に任せ、自由に変動させる制度のことです。ドル、ユーロ、円など世界の主要通貨は変動相場制となっています。
もし、経済基盤の弱い国が変動相場制を用いると、通貨レートの動きに大きな起伏があり、それが原因で経済が不安定になる可能性があります。
固定相場制
他の国の通貨に対して、為替レートを一定の水準に固定する制度のことです。
経済基盤が弱い国の多くは固定相場制を用いています。固定相場制にはドルなどの特定の通貨との連動性、複数通貨平均値との連動制などがあります。
1971年12月、米国のニクソン大統領は自国のドル流失を防ぐため、通貨の多国間調整と固定相場制の維持を行いました。しかし、これは長続きせず、1973年2~3月に日本を含む先進各国は変動相場制に切り替えたのです。