公定歩合
公定歩合とは、日本銀行が民間銀行に貸付けを行う時に適用する基準金利のことです。
1990年代までは、日銀の金融政策といえば公定歩合を上下動させることでした。
なぜなら、金利が規制されている時代には、公定歩合が金利体系の根本的な基準金利となっていたからです。しかし、現在では、自由金利が進んでいるので、必ずしも公定歩合と市場金利が連動しなくなりました。
その結果、公定歩合の上げ下げが直接、預金金利に影響を与えることは少なくなりました。
ところが、公定歩合の変更は企業の借入などと関係があるため、現在でも新聞やニュースなどで報道されています。
例えば、公定歩合を上げることは、市中銀行が日銀に払う利子が多くなることを意味します。
そして、公定歩合が上がれば借り手の負担が自ずと増えるので、企業・個人が資金調達を控えめにすることになるでしょう。